このブログは、海外(かいがい)の仲間(なかま)に、日本のことを知ってもらうため書いています。
初めまして「モモタ侍(ももたざむらい)」と言います。
ここでは、日本の地震災害(さいがい)と準備についてやさしい日本語で書いています。
何かのお役に立てばうれしいです。
南海トラフ地震(なんかいとらふじしん)
日本は地震がとても多く、9年前には東日本(ひがしにほん)で巨大(きょだい)地震がありました。
今後、30年の内に70~80%の確率(かくりつ)で南海トラフ(巨大)地震が起こると言われています。
多くの日本人も大きな関心(かんしん)を持っているので覚えておいてください。
南海トラフ地震の被害(ひがい)の大きさは実際(じっさい)に起こらないとわかりません。
しかし、気象庁(きしょうちょう)HPに一つの想定(そうてい)があります。
- 静岡県から宮崎県の一部(いちぶ)で震度(しんど)7、その周辺(しゅうへん)で震度6くらいの強い揺れの可能性(かのうせい)があります。
- 関東から九州の太平洋側(たいへいようがわ)の海で10mを超える大きな津波(つなみ)が起こる可能性があります。
これ以外に、首都直下(しゅとちょっか)地震も30年の内に70%の確率で起こると言われています。
くわしくは 気象庁HP → 南海トラフ地震 で検索(けんさく)下さい。
地震の準備(じゅんび)、行動(こうどう)
昔、関西(かんさい)であった大きな地震で私は下の体験(たいけん)をしました。
- 大きな家具(かぐ)が体の上に倒れてきたり、頭の上にモノが落ちてきた
- 水(みず)、電気(でんき)、ガスが数週間止まった
- 電話がつながらない、電車は動かず、道もダメージで大渋滞(じゅうたい)が起きた
- 周りの家で火事(かじ)が起こった
- 海の近くでは大きな津波が起こる可能性もある。(津波は体験していません。)
地震に向けた準備
ここでは地震が起こる前に準備することを書きました。 地震は準備がとても大切です。
1)家具の置き方
- 大きな地震では大きな家具が倒れてきます。ホームセンターに売っているつっぱり棒(長い時間はたえれない)で固定する。
- 高い所に重いものを置かない。 寝ている近くには倒れてもケガをしない高さの家具を置く。
- 寝ている近くに懐中電灯(かいちゅうでんとう)、スリッパ、ホイッスルを置く。
2)飲み水、食べ物を準備する
飲み水、食べ物、日用品(にちようひん)がお店からなくなるので家族の人数分 準備する。 ふつうの地震で3日、大きな地震で7日分の準備が必要。
- 飲み水:1人1日3リットルぐらい飲む。
- 食べ物:ご飯、ビスケット、チョコレート、パン くさらない、長持ちするもの。
- トイレット/ティッシュペーパー・マッチ・キャンドル・カセットコンロ。
トイレの水が止まる可能性もあるので、水を大きなポリタンクやお風呂(ふろ)にためる。
3)いつでも持っていけるバックの準備
家から安全なところに避難(ひなん)する時のため、リュックサックに下記を入れ準備する。
- 飲み水、食べ物:カップヌードル、缶詰(かんづめ)、ビスケット、チョコレートなど
- お金、印鑑(いんかん)、通帳(つうちょう)、保険証(ほけんしょう)など 大事なもの
- ばんそうこう、包帯(ほうたい)、アルコール、薬など 救急用品(きゅうきゅうようひん)
- ヘルメット、マスク、軍手(ぐんて)
- 懐中電灯、ラジオ、電池(でんち)、携帯(けいたい)電話の充電器(じゅうでんき)
- 服、下着(したぎ)、毛布(もうふ)、タオル
- 歯ブラシ、使いすてカイロ、ウェットティッシュ、携帯トイレ
- ミルク・紙おむつ・ほ乳びんなど
4)家族(かぞく)と会うための連絡方法(れんらくほうほう)
地震で家族と離れた時のために会う場所(ばしょ)を決める。
① 国土交通省の防災ポータル は災害に係わる各種情報がいろいろな言語で見れます。
国土交通省の防災ポータルのポータルマップで避難場所、避難する道を前もって決めておく。
大雨、津波など 災害の種類によって安全な避難場所が変わる時があります。
② 地震の時は電話がつながりにくいので 災害伝言(でんごん)ダイヤル171 を使う。
- 171 に電話(でんわ)する。
- 録音は1を押す/再生(さいせい)は2を押す。
- 前もって決めた電話番号※ 0X0 XXXX XXXXを入力(にゅうりょく)する。 ※ 例えば、父さんの電話番号と決めておく。
- 1を押す
- メッセージを話す。 例)お父さんはだいじょうぶです。
- 9を押しておわり。
- 再生を聞いた後に返事のメッセージを送りたければ 8を押して話す。
地震が起こった時の行動
地震が起こった時の行動について下記を参考にしてください。
1)家の中にいる時
- 倒れてくる家具や上から落ちてくるモノから頭をまもり、壊れない机の下になどにかくれる。
- あわてて外に飛び出さない。
- 火を消せるときは火の始末、火から離れているときはむりをして火を消さない。
- 扉を開けて避難路を確保する
2)モールなど 大きな建物(たてもの)の中にいる時
- お店の人の言うことに従う
- お店の人がいなければ、その場で頭をまもり、安全(あんぜん)な姿勢(しせい)になる
- 上から落ちてくる照明(しょうめい)などの下から離れる
- あわてて出口(でぐち)、階段(かいだん)に行かない。
- エレベータの中のとき、近い階のボタンを押して、止めて、すぐ降りる
3)家の外にいる時
まず、安全なところを見つけ、そこにとどまり、動きまわらないようにする。
数日間は混乱(こんらん)が続き、救助活動(きゅうじょかつどう)は火事(かじ)や救急(きゅうきゅう)を先にする。
- ブロック塀(へい)が倒れてくる、これらのそばから離れる
- ビルの壁(かべ)、看板(かんばん)やガラスなど 落ちてくるので気を付ける
- 駅など人がとても多いところは、人がドミノのように倒れる危険があり近づかない
4)つなみの危険
- 大きな/長いゆれを感じた、または「津波警報(つなみけいほう)」があれば、すぐに海から離れてできるだけ高いところへ逃げる
上記の正確(せいかく)でくわしい情報は 首相官邸HP → 防災の手引きを見て下さい
最後に
日本では最近、温暖化(おんだんか)の影響(えいきょう)もあってか、特に大きな地震や台風などの災害が起こります。
正直、私も大きな地震が来たらどうしたら良いのか?わからないかもしれません。
ただ、災害には準備がとても大切なので上に書きました参照HPをみながら準備をしようと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。