このブログは、歯に問題を抱えている。 しかし、時間が無い、痛いのが嫌い、そしてインプラントを検討中 の方に向け書いています。

初めまして モモタ侍 と申します。

私は、以前、海外で働いていたことがありました。

ここでは、海外赴任中に歯が修復不能になり、一時帰国の短期間、無痛治療でインプラントにしたこと。

その副産物として、気になっていた口臭が消えた体験を書いています。

インプラント 私の実体験

以下に、インプラントに至った経緯と一時帰国中の日本での短期・無痛治療の体験を書いています。

何かのご参考になれば幸いです。

*インプラント:抜歯した後に、人工歯根(ネジのようなもの)をアゴの骨に埋め込み、その周りを固定し、人口の歯をかぶせる治療法です。

歯科治療の環境 海外(新興国)の場合

私は、約10年間 海外(フィリピン7年、ロシア3年)で働いていました。

日本人歯科医師のいない、新興国の歯科治療は、日本に大きく劣ります。

 

ロシアにいた時、フィリピン時代から延命してきた歯が2本修復不能になりました。

フィリピンでは、日本で歯科治療を学んだ現地人医師がいたり、まだ耐えれるレベルでした。

しかし、ロシアは、虫歯になるとすぐ抜いてインプラントを勧められます。

欧州やロシアには、歯の温存治療と言う概念が、無いように感じました。

虫歯で痛いなら抜けば痛くなくなる、と言う発想のようでした。

また、噂と思いますが、地方では注射針を使い回しているとも聞きました。

いずれにせよ恐いので、日本で治療をする事にしました。

短期、無痛治療

保険内の通常治療でインプラントをすると、長い時間、何度もの通院が必要です。

しかし、海外赴任は、現地を長く不在にしたり、度々 帰国も出来ません。

そこで、地元の大阪で、短期治療のできる歯科をネットで探しました。

結果、JR福島駅(大阪)付近で、短期集中、無痛治療 が売りのクリニックを見つけました。

保険外の治療がネックでしたが、他に選択肢もありません。

海外で歯にリスクを抱えて過ごすのは、不安やストレスが大き過ぎ、実質不可能です。

 

口コミなどもよかったので、検査とカウンセリングを受けに行きました。

とてもきれいなクリニック、高級感のある個室での治療、患者さんもセレブな雰囲気でした。

私のようなサラリーマンには少し場違いな感はありました。

予想した通り歯は抜いて、インプラントにするのがベストな選択となりました。

1本 約70万円の見積もりでした。

インプラント治療

治療は、下記の計2回で、その後、半年毎の定期検査のスケジュールでした。

1回目:歯を抜いて、その後に 人工歯根入れて土台を固める。

2回目:土台が固まったら人工歯根の上に人口歯を入れる

 

治療は麻酔で眠ってる間に行われます。

その為、痛みは感じず、目が覚めると終わっていました。

親知らずを抜く(ついで)一瞬、麻酔にも拘わらず、少し痛かったです。

 

インプラントはしっかり付かない、途中で抜けた、とか悪い話をよく聞きます。

しかし、このクリニックは、インプラントの土台作りから独自の技術で行います。

お金は正直と言うか5年以上経過した現在も、全く問題ありません。

おかげで、残りの海外生活を安心して過ごせました。

このクリニックにたいへん感謝しています。

口臭の改善

口臭のきつい人と会話をするのは、とてもつらいものです。

いくら会話の内容が素晴らしくても、それだけでイメージダウンになります。

私にも 口臭があることを知り、悩んだ時期がありました。

1)口臭に気付いたきっかけ:

  • ある時、妻に、口臭を指摘されました。
  • 以前からあったが、気分を悪くすると思い指摘しなかった。
  • その後は、口臭を感じる度に、指摘してもらう決まりにしました。

教訓:口臭は自分でわからない。

    2)口臭専門医:

    • 大阪の阪急 服部天神駅付近に口臭ケア専門の歯科を見つけ、受診しました。
    • 臭いの強度や成分を機械で測定しました。
    • 私の場合、口臭は軽度で改善の余地ありと診断されました。
    • 歯の定期クリーニングの他、舌ブラシ、マウスウォッシュなど 指導を受けました。

    原因:

    • 昔から、胃が弱く内臓の問題と思っていましたが、違いました。
    • 歯科医によると口臭は、ほとんど口の中の問題とのこと。
    • 私の場合も、舌苔(ぜったい=舌の表面に付く白いコケ状のもの。臭いの原因))が一要因。
    • 不十分な歯の治療も一因だったようで、これはインプラントにして治りました。

    歯科での定期クリーニング

    インプラントなどの治療で口内環境も良くなり、口臭の指導も受けたので、帰国後、定期的に歯のクリーニングをしています。

    定期クリーニングをしている人は、歳を取っても自分の歯が残ってる確率が高い、との統計があります。

    歯磨きの指導もしてもらえますし、歯石や歯の着色も落としてくれます。

      歯のお手入れ道具

      現在、私が歯のお手入れに使っている道具を、参考までに紹介します。

      1)マウスウォッシュ:

      • CloSYS と言う輸入品が、劇的に口臭を止めた経験があります。
      • しかし、高価で入手も困難なので途中で止めました。
      • 今は写真のようなモンダミンなど を使っています。
      • 専門医曰く、ノンアルコールのものが良いそうです。

      2)舌用ブラシ:

      • 私は、舌苔がよく付くので、毎日、舌用ブラシでそぎ落とします。
      • 舌苔が付きやすい人には、口臭対策に非常に効果的と思います。

      3)タフトブラシ(写真 下側):

      • 歯ブラシが当たりにくい、歯の裏側など細部を磨けるブラシです。
      • 歯の定期クリーニングで知り、使い始めました。
      • 私は特に前歯の歯並びが悪く、裏側に汚れが溜まります。
      • 細部を磨くのは時間が掛かるので、入浴時にリラックスしながら、ながら磨きをします。

      4)デンタルフロス:

      • インプラント周りを中心に、毎歯磨き後にフロスをするよう指導を受けました。
      • 小林製薬の6本糸のピンと張ったものが切れにくく使っています。

      5)歯間ブラシ:

      • フロスは歯の間のゴミをかき出す。
      • 歯間ブラシは歯の根元のゴミをかき出す。 と、目的が違うそうです。
      • デンタルプロの15本入り、1mmサイズを使っています。

      最後に

      口内環境や歯の状態を常に良く保つ、大切さを海外に出て知りました。

      フィリピン人は、みんなキレイ好きで、一日に何回もシャワーや歯を磨きをします。

      貧富の差が激しいにもかかわらず、歯の矯正をしている人をたくさん見ました。

      フィリピン人は笑顔が素敵です。

      良い口内環境からきれいな歯が、きれいな歯から良い笑顔が生まれる気がします。

       

      最後まで読んで頂きありがとうございました。